《エニアグラム中級 ウイング》

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エニアグラムの基本的タイプは9つあります。数字に前後があるのと同様、エニアグラムの各タイプにも隣接するタイプがあり、同じ基本タイプでも隣接するどちらかのタイプに影響を受けることで更に分類されます。どちらのタイプの影響があるかを示したものをエニアグラムのサブタイプ=ウィングと言います。

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例えばあなたがエニアグラムのタイプ4だとしたら、両隣のタイプ(数字)は3か5になりますので「4ウイング3」または「4ウイング5」ということになります。タイプ4の中でもタイプ3寄りなのか、タイプ5寄りなのかで行動パターンや傾向に現れます。９つの基本タイプが「コアタイプ」ではあるのですが、ウイングによって同じタイプだとしても、かなり見え方が違ってきます。(ウイングを持たない純粋なタイプはいないと考えられています)

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エニアグラムのタイプを円周上でみると分かりますが、自分はこの円周上のどの立ち位置なのかを知ることになります。色に例えると分かりやすいかもしれません。同じタイプだとしても十人十色。タイプも基礎的な色から、薄い色や濃い色まで、グラデーションになるわけです。9つのタイプを色に例えてピンクとした場合、その色に近い色として、ピンクを赤と決めつけなくてはならなくなってしまいます。

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エニアグラムのタイプは、基本的タイプが9つ、そして両隣に隣接するウイング、そして本能のサブタイプを入れて考えると実は108のタイプに分けられるのです。108と言えば除夜の鐘、108つの煩悩と同じ数。

エニアグラムを勉強しても、自分のタイプがイマイチ曖昧だった人、知れば知るほど基本タイプが分からなくなってしまった人、ウイングを知ることでハッキリと自分のタイプがわかって行くことでしょう。そして他者のこともより理解が深まって行くと思います。